三日月がまるで剣の先のように白く辉いています。 微かに闻こえる水の流れ 夜露を含んだ草木たちのざわめき 目を闭じて 见えるはずのない命の営みを この身で感じています。 夜は深く静かに肌を刺して心の在り方を 私に问いかけます。 その答えの术をまだ导き出せない己と 全てを受けれている魂がこの身の奥で 诤いながら热く冷たく燃えているかのようです。 一阵の风が舞い上がり ふと祖国の花の香りがしました。 零れ落ち舞い飞ぶ红色の花びら 美しい散り际に谁もが心を夺われる凛とした花。 この风は遥か东から吹き抜けて来たのでしょうか? 远い旅路の途中で、私の元に祖国の香りを届ける为に 己に负けない强い心を呼び起こす为に。 遥か遥か远くから吹いて来たのでしょうか…。 私の胸の中に红い点が鲜やかに渗んで行きます。 星星の瞬きが刃のように刺しています。